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コ ミ ス ジ    

タテハチョウ科
中型のチョウ。前翅,後翅の表に白い横帯が3本あります。広島県内には同じように3本の横帯を持つ種がミスジチョウ,ホシミスジとほかにもいるようですが,本種は前翅の上を走る横帯が2つに分けられているのが特徴です。
北海道から九州まで分布しており,森林,林縁,農地,公園,河川などに生息しています。
広島県でも全域で見られ,瀬戸町では山道を歩いているとよく出会います。暖地では4〜9月までに3回,時には4回発生することもあるようです。
イボタノキなど各種の花を訪れ,幼虫はフジ,クズ,ハリエンジュなど各種マメ科植物などを食べます。

写真はいずれも2011/05/04一番組
    
コミスジと大きさも模様もとてもよく似ています。本種では,前翅の上の横帯が4つ以上に細かく分かれており,後翅の裏面に多数の黒点があることで見分けます。
北海道,四国,九州の森林,林縁,農地,公園などに生息しています。
広島県でも全域に生息しているようですが,瀬戸町ではコミスジほどには出会えません。
幼虫の食草はシモツケ,ユキヤナギなどということですが,シモツケの仲間が瀬戸町内には自生していないのでユキヤナギを食べているのでしょう。
成虫はイボタノキやリョウブなどの花を訪れるようです。
写真は上2018/05/25,
    下2018/05/28
いずれも高浦
タテハチョウ科

ホ シ ミ ス ジ