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キスジセアカカギバラバチ                                             

カギバラバチ科
体長8〜11mm。
頭部と腹部は黒色,胸部は赤褐色,さらに腹部には黄色い線が入ってとてもカラフルで目立ちます。

カギバラバチ科は寄生バチや寄生バエ,スズメバチなどの幼虫に寄生するそうですが,寄生の仕方が変わっています。
まず親は,植物の葉の上に卵を産みます。この卵がチョウやガ,ハバチなどの幼虫に食べられます。その幼虫が寄生バエや寄生バチに寄生されていたら,それらの体内に入っていけるそうです。
うまくいく確率は低そうですが,そのぶん,親はたくさん卵を産むそうです。

北海道・本州・九州に分布しています。広島県では報告例が少なく,福山市では初記録かもしれません。

写真はいずれも2019/06/07枠田