前翅長34〜37mm。 後翅が黄色いので「黄下羽」だろうと思います。前翅は黄緑色を帯びて見え,基部は黄褐色です。内・外横線とも明瞭で外横線の外側には褐色の影があります。 成虫は7〜8月に出現し,樹液を吸います。上・中段の写真は夜間,コナラの樹液を吸いに来ているところを撮影したものです。 下段の写真は幼虫です。終齢だと思われます。体長6cmほどです。 体色は黄色〜灰褐色で多数の細い暗色の縦すじが走ります。 頭部の模様が独特で間違えることはなさそうです。 食草はマメ科のフジ(藤)だけのようですから,フジのつるに,こんな模様のイモムシがいたらキシタバで大丈夫でしょう。 北海道・本州・四国・九州に分布し,広島県でも広い範囲に生息しています。 写真は 上・中2024/07/08小立 2024/05/11彦山 |
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