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キアシオナガトガリヒメバチ 
ヒメバチ科

体長17mm内外。
写真の個体は長い産卵管を持つので雌です。

体は黒色ですが,,複眼の内側縁に沿った細帯,頭楯中央の小紋,前胸背板の前縁中央と後部上方の小紋,肩板,小楯板,後小楯板,前伸腹節上のU字状の大紋,腹部第一背板の後縁は黄色です。

触角の中央には黄色い輪があります。脚は黄褐色~赤褐色ですが,後脚の腿節と脛節の末端および各脚の跗節末端の大部分は黒褐色~黒色です。
翅は黄褐色を帯びて半透明です。

あるwebサイトで「幼虫はオオフタオビドロバチ,フタスジスズバチに寄生」という記事を見つけました。どちらのハチも瀬戸町ではまだ見つけていませんが生息している可能性があると思われるので,楽しみです。
本州・四国・九州に分布しており,広島県でも広い範囲で確認されていますが,福山市ではこれが初記録かもしれません。

写真はいずれも
2022/11/03志田原