体長7.5~8.5mm。
小型のコオロギという感じですが,コオロギ科ではありません。

下のマダラスズにとてもよく似ていますが,本種では翅の付け根が白いという特徴があります(下の写真)。雌ではさらに顕著ということなので,次は雌を見つけて撮影したいと思います。

石がゴロゴロした河原などに生息し,「チリチリチリチリ・・・・」と澄んだ声で鳴くそうです。今回は畑の草の上にとまっているのを見つけました。

国内では本州・四国・九州に分布しています。広島県では東部からの記録がなく,同定に間違いがなければ今回が初記録であると思われます。









写真はいずれも2020/10/11高浦
    

体長6.5~8.0mm。
マダラスズとほぼ同じくらいの大きさです。よく似ていますが。翅の模様が少し違いますし、脚がまだらではありません。

明るく丈の低い草地や公園の芝生などに普通に生息しているそうであらゆる場所から声が聞こえるとのことです。
今回は隣家の畑の刈った草の下にいるところを見つけました。

小さい声で「ジー---ー」と鳴くそうです。

北海道から鹿児島県の徳之島まで分布していて、広島県ではほぼ全域に生息しているようです。












写真はいずれも2020/11/20高浦
    
ヒバリモドキ科

シ バ ス ズ     

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カワラスズ     

ヒバリモドキ科
ヒバリモドキ科
マダラスズ     

体長6.2~7.4mm。
上記の通り,カワラスズととてもよく似ていますが,こちらがやや小型で翅の付け根が白くありません。
下段が雌です。図鑑のカワラスズ雌では翅の1/3暗いの範囲が白くなっていますので,これはマダラスズでいいと判断しました。

下のシバスズとは脚にまだら模様があることで区別できます。

乾き気味で丈の低い草地ならどこにでもいるそうですが,今回は草地の周辺の朽ち木をはぐって見つけました。
区切りながら,「ジーッ・ジーッ・ジーッ」と単調に鳴くそうです。

北海道から奄美大島に分布しており,広島県ではほぼ全域に生息しているようです。










写真はいずれも2021/07/29小立