トップページへ  チョウ・ガ・トンボ類へ 甲虫・バッタ類へ  ハチ・ハエ・カメムシ類へ

イボバッタ         

バッタ科

体長(翅端まで)25〜35mm。
頭頂や前胸背の隆起線上にいぼジョウの小隆起があることが名前の由来であり,大きな特徴です。また,全身が短立毛で覆われているのも多種と見分けるポイントになります。

体色は,淡い茶色地に黒色や茶色の紋が散らばっています。下段の写真のように,コンクリートの上では見分けがつきにくい色合いです。

草の葉なら何でも食べます。

市街地や公園,農地のほか山地では標高700mまで記録があるそうです。

本州・四国・九州分布し,広島県ではほぼ全域に生息しているようです。

年1化で,成虫は6月中旬〜翌1月まで見られ,8〜9月に多く見られます。4月上旬に第1化が現れ,以後10月頃までの間3〜4回発生を繰り返します。

写真はいずれも2020/08/30高浦