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フタモンウバタマコメツキ     

コメツキムシ科

体長約3cm。

体は黒色ですが,全体に鱗毛が密生しているため灰黄〜黄褐色に見えます。

胸背中央両側に小斑を持ち,上翅中央の両側は大きな黒色斑があります。これが「フタモン」だと思います。「ウバタマ」とは同じ甲虫の「ウバタマムシ」に似ているところから来ているのでしょう。

今回は,樹液の出ているコナラの幹上でカナブンに混じっているところを見つけました。おそらく樹液を吸っていたのだと思います。

国内では,本州・四国・九州・沖縄に分布し,広島県でも全域に生息していると思われますが,福山市ではこれが初記録かもしれません。












写真はいずれも2021/07/17猪之子