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ホタルトビケラ    


体長9〜12mm。

翅が褐色で体色が橙黄色なため甲虫のホタルに似ているということだと思いますが,

幼虫は水中生活をします。川底の小石で筒状の巣を作ってその中に隠れていますが,ヤドカリのようにその巣を背負って動き,水中の枯れ葉などを食べています。

本州・四国・九州に分布していますが,広島県での確認例は少ないようで,福山市ではこれが初記録だと思われます。成虫の出現時期が9〜12月とあまり昆虫採集が行われない時期に出現することも影響しているのではないかと思います。

写真はいずれも2019/12/14猪之子
    
エグリトビケラ科