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ヒロヘリアオイラガ                 

イラガ科

開長約30mm。
前翅は明るい緑色を茶色で縁取りしてあります。胸部の背面中央部および肢も同じ色で,肢は長い毛でおおわれています。
成虫は,夜間トイレの明かりに飛んで来ていたのを見つけました。

終齢幼虫の体長は約2cm。
この仲間は,刺されるととても痛い(うずく),危険な毛虫です。決して触らないようにしましょう。
似たような仲間が複数いますが,この種の特徴は第一腹節の突起先端が赤色を帯びていることです。ここが黒いとアオイラガの幼虫です。
サクラやカキノキの葉を食べるとのことですが,今回はアカメガシワの葉を食べているところを見つけました。

インドや中国が原産の外来種だそうです。広島県での最も古い記録は1984年広島市のようです。その後,庄原市・福山市・大竹市などでの記録がありますが,多くはありません。今後増えていくのかもしれません。

写真は,1,2段目2023/08/21
3,4段目2021/07/29いずれも小立