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ナミホシヒラタアブ        

ハナアブ科

体長10~11mm。
腹部の模様がまるでハチのようですが,ハナアブの仲間です。

複眼は赤く無毛。胸背は青銅色で光沢があり,両側に黄色い毛が生えています。

肢(あし)は黄色ですが,先端の跗節(ふせつ)と呼ばれる肢の先端部は黒くなっています。

出現期は3~8月で,早春から見かけます。

北海道から九州まで分布し,広島県下でもほぼ全域に生息しているようです。


写真はいずれも2019/03/26一番組
    

フタホシヒラタアブ       

ハナアブ科

体長約12mm。

上のナミホシヒラタアブとよく似ていますが,腹部の模様が違いますね。上の種では中央からしたの黄色い部分がつながって筋に見えますが,本種では分かれてはっきりした紋に見えます。

また,上の種では左右の複眼が接近していますが,本種は離れているというところが違うようです。

ほぼ同じ頃出現し,花に来ますので気をつけて見ないと気づきません。

広島県内の分布域もほとんど同じようです。


写真はいずれも2019/03/30高浦