トップページへ  チョウ・ガ・トンボ類へ 甲虫・バッタ類へ  ハチ・ハエ・カメムシ類へ

ヒオドシチョウ          

タテハチョウ科
中型。表は橙色で,大きな黒斑があり,前翅頂付近に白斑があります。裏は茶褐色〜濃褐色で,部分的に濃淡があります。

北海道から九州まで分布しており,丘陵地の雑木林に多いようです。

広島県でも全県で見られ,瀬戸町では昆治屋で見つけました。成虫で越冬するようで,その成虫が産卵したものが沿岸部で5月下旬から発生するそうです。

成虫はウツギやノアザミで蜜を吸うようですが,樹液を吸うこともあります。幼虫の食草はエノキやヤナギ類です。



写真はいずれも2012/06/10毘治屋