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ヒメクロオトシブミ       

オトシブミ科
 体長4〜5mm。
体は黒色,肢と腹の一部が黄赤色(上中段),一方だけが黄色,どちらも黒(下段)などの変異があります。

図鑑には「ナラ・クヌギその他種々の植物の葉を巻く」とありますが,上段はコナラの葉にとまっていました。上段左の写真の右側に巻かれた葉が写っています。あの中に卵が産み付けられており,やがて孵った幼虫が葉を食べて育つようです。中段はヤブムラサキの葉を切断中です。

本州,四国,九州に分布し,オトシブミの仲間としては,広島県で最も普通な種のようです。


写真は上段2020/04/28志田原,
中・下段2021/05/29彦山中腹(グリーンライン沿い)