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ヒメジュウジナガカメムシ              
                                       


体長7〜8mm。

体は橙色で頭部,触角,複眼などは黒色。また,背面は橙色に黒紋で独特の模様をもつきれいなカメムシ。

幼虫の食草はガガイモだそうですが,下の写真のように塊になることがあり,見る人を驚かせます。ただ,今回はガガイモではなく,ヒメジョオンの葉の上にかたまっていました。

本州・四国・九州・南西諸島に分布していますが,広島県では広島市周辺および福山市からしか記録されていません。




写真は,いずれも2020/10/03福井八幡
マダラナガカメムシ科

ヒメマダラナガカメムシ              

                                       

マダラナガカメムシ科
体長10mm。上記のヒメジュウジナガカメムシよりやや大きいです。
体は橙赤色で上の種よりやや濃いめです。こちらも背面に黒紋で独特の模様があります。上の種とよく似ていますが,よく見ると違うことがわかります。

幼虫の食草はハマヒルガオと図鑑にはあるのですが,瀬戸町にはハマヒルガオはありません。最も近くで田尻町または沼隈町の海岸に行かないと生えていないと思います。成虫は翅が生えていますから,それぐらいの距離は何でもないと思います。府中市の河佐峡でも採集例があるようですから。

本州・四国・九州・沖縄に分布していますが,広島県では主に沿岸部で確認されていますが,上述のように河佐峡や世羅町での記録もあります。

写真は,いずれも2020/10/03小立