トップページへ  チョウ・ガ・トンボ類へ 甲虫・バッタ類へ  ハチ・ハエ・カメムシ類へ

ヒカゲチョウ            

タテハチョウ科
中型。表は淡褐色で後ばねに不鮮明な眼状紋が1〜2あります。裏は前ばねに1〜2の鮮明な眼状紋,後ばねに大きな2つの眼状紋とちいさな4つの眼状紋があります。クロヒカゲとよく似ていますが,本種の方が全体的に色が淡いです。

日本固有種で東北地方から九州北部まで分布しており,平地〜山地の樹林およびその周辺で見られます。
広島県では沿岸部から中国山地にかけて広く分布します。瀬戸町では昆治屋で見つけました。5月中旬〜10月上旬まで年2回発生します。

クロヒカゲが樹林内で多く見かけるのに対し,本種は河川沿いの竹林などでも見られます。食草はメダケです。

写真は上2012/06/10毘治屋
    下2013/09/14一番組