ヒゲナガハナノミ
体長8〜12mm。 雄の触角が櫛(くし)の歯のようになっておりこれを「髭(ひげ)」に見立てたのでしょう。 体は黒〜黒褐色でやや光沢があり,灰白〜黄・黄褐〜暗色毛が生えています。上から見ると前胸背部分が上翅より色が濃く,さらに上翅の会合部は薄くなって線のように見えます。写真は雄ですが,雌ではもっと色が濃くなります。 幼虫が水生であるため,成虫も水辺で見られるようなのですが,何を食べてどんな生活をしているか説明したものをまだ見つけていません。あまり研究されていないのかもしれません。今回はため池のほとりで見つけました。 本州・四国・九州に分布していますが,広島県での記録は多くありません。福山市からは報告されています。 写真は,いずれも2020/05/06猪之子 |
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