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ハラアカアオシャク          

シャクガ科
全体は青緑色ですが,腹部2・3・4節の背面が赤くなっています。また,前翅の前縁は黄褐色です。形態がとてもよく似たホソバハラアカアオシャクという種があり,はっきり区別が出来ませんが,ホソバハラアカアオシャクの成虫が5〜8月に出現するのに対して,ハラアカアオシャクは6〜7月及び9月に出現するということです。今回は確認時期が9月下旬であることから,ハラアカアオシャクの可能性が高いと思います。幼虫はクリやリンゴなどの葉を食べるようです。
本州・四国・九州に分布しています,広島県では北部および西部でしか確認されていないようです。同定に間違いがなければ東部での初記録だと思われます。ただし,ホソバハラアカアオシャクは福山市での記録があります。
写真は,2022/09/21小立