ゴモクムシダマシ
体長8~9mm。 黒色で,野外で見つけた時は上段の写真のように白い粉をふいているように見えましたが,採集したものを写真に撮るとると中段のようにつやがありました。頭部および前胸背には微細な点刻があり,上翅には明らかな条溝があります。この上翅は癒合しており,開きません。下翅はなく飛べないそうです。 写真の個体は前跗節が幅広いので雄だと思います。図鑑には「雄の後腿節は下面基半に黄色毛を装い,少し湾曲する。」とあるのですが,この個体には黄色毛はなく,本当にゴモクムシダマシかは不確定です。 ゴモクムシダマシで間違いなければ,本州・九州に分布し,広島県内では広い範囲で確認されています。福山市での記録もあります。 写真いずれも2022/08/13彦山 |
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