ゴマフガムシ
体長6mm内外。暗黄褐色で,上翅にごまのような斑(ふ)があるのが名前の由来でしょう。 近縁種でよく似たヤマトゴマフガムシがいますが,ヤマトゴマフガムシの上翅の点刻列の間にある点刻は1列しかないそうですが,左の個体には,下の写真のように2〜3列あるので今回はゴマフガムシとしました。 ただし,過去の記録を見ると,福山市では,ヤマトゴマムガムシの確認例はありますが,ゴマフガムシは確認されていません。専門家に見てもらわないと断定できないですね。 たんぼの水の中に普通です。 ゴマフガムシは日本全国に分布してしますが,ヤマトゴマフガムシは本州・シコク・九州が分布域です。広島県では両種とも広く県内に生息していますが,福山市では上記のように違います。 写真はいずれも2019/06/19高浦 |
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