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ミカドドロバチ                 

カタグロチビドロバチ        

ドロバチ科
ドロバチ科

体長7〜13mm。
体は黒色で黄色の斑紋があります。ただ,この斑紋には変異が多いらしいので注意が必要です。

ドロバチとは,ドロ(泥)を使ってとっくり状の巣を作る仲間です。その巣の中に卵を産み,幼虫の餌として,ハマキガの幼虫などを運びます。

本州,四国,九州,奄美大島まで分布しています。広島県ではほぼ全県下に生息していると思われます。






写真はいずれも2018/07/01高浦
    
ドロバチ科

体長16mm内外。
体は黒色で腹部に2本の橙黄色の斑紋があります。エントツドロバチと違って胸部にも斑紋があることで識別できます。

竹筒の中などに巣を作って卵を産み,幼虫の成長に必要な量の餌(ハマキガなどの幼虫)を一度に蓄えておくそうです。

本州,四国,九州に分布しています。広島県ではほぼ全県下に生息していると思われます。





写真はいずれも2018/09/07一番組
    

オオフタオビドロバチ        


体長16〜18mm。
上記2種と比べると大きいです。
体は黒色で腹部に2本の橙赤色の斑紋があります。

壁面などに泥で巣を作りますが,その巣に煙突状の出入り口が下向きに作られることから名前がついているようです。その巣に卵を産み,ハマキガなどの幼虫を狩ってきて餌として与えるようです。

本州,四国,九州に分布しています。広島県ではほぼ全県下に生息していると思われます。




写真はいずれも2018/08/26猪之子
    
ドロバチ科

エントツドロバチ             


体長6〜10mm。
体は黒色で、腹部に黄色帯があります。
「肩板」が黒褐色であることが、「カタグロ」の由来とありましたが,この写真では,「肩板」の位置を示すことができません。
「○○チビドロバチ」という似たような種が他にも何種類かあり,同定に自信はありませんが,他のwebサイトの写真と見比べてカタグロチビドロバチが最も近いと判定しました。
上の種と同様に竹筒などに泥の仕切りを作り営巣するようです。

北海道から九州まで分布し,広島県でもほぼ全域に生息していると思われます。

写真はいずれも2018/09/22枠田