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マダラアシナガバエ     

アシナガバエ科
体長5〜6mm。
あざやかな緑色の金属光沢をもつ小さなハエ(アブの方が近い)です。下のアシナガキンバエとよく似ていますが,本種の翅には黒い斑紋が入っています。

肉食で,上の写真では小さなアブラムシをくわえています。我が家の庭の桃の木に来るアブラムシが木からの落ちるのを待って捕食しているようです。

分布は日本全土です。広島県でもほぼ全域に生息していると思われますが,福山市での記録はこれが初めてかもしれません。

写真はいずれも2018/06/20高浦
    
体長5〜6mm。
上のマダラアシナガバエと大きさも色合いもよく似ていますが,こちらの翅は完全に透明です。また,腹部の先端がマダラアシナガバエのように尖っていません。

本種も肉食で,アブラムシを襲っているのを見ました。我が家で6〜7月によく見られるのは,餌が多いからでしょう。

分布は日本全土です。広島県でもほぼ全域に生息していると思われますが,マダラアシナガバエより記録は多くありません。ただ,福山市での記録は残っています。

写真は上2023/07/03,下2023/07/09いずれも高浦
    

アシナガキンバエ     

アシナガバエ科