アシブトクチバ
前翅長23〜25mm。 屋根型にとまり,特異な模様を持つため,名前の判別はつけやすかったです。 我が家のスイートピーにとまっていましたが,幼虫はザクロやサルスベリの葉を食べるそうですから,おそらく隣家の畑のサルスベリから来たものと考えられます。 成虫は5〜8月に出現します。 本州・四国・九州・奄美大島に分布し,広島県でも広い範囲に生息しているようです。 写真は2019/05/27高浦 |
前翅長20〜22mm。 形からクチバガの仲間だろうと想像がつきましたが,私がもっている図鑑には載っていませんでした。ネット上にある多くの写真の中からようやくナカグロクチバにたどり着くことができました。 幼虫はイヌタデ,エノキグサ,コミカンソウ,サルスベリ,ザクロなどを食草とし,成虫は7〜10月に出現します。 本州・四国・九州・小笠原・南西諸島に分布しているとのことですが,広島県でのこれまでの確認例は広島市の1例のみのようです。これが2例目かもしれません。よく目立つ模様ですから,たまたま見つからなかったというより,生息数がもとから少ないのかもしれません。 写真は2021/09/05小立 |
ナカグロクチバ