アサヒナカワトンボ
腹長34〜47mm,後翅長30〜42mm。雌がやや大きい。 ニホンカワトンボと,とてもよく似ていて外形的に見極めるのは難しいようです。今回は橙色翅型の不透明な部分が狭いことでアサヒナカワトンボとしました。ニホンカワトンボではこの部分がだいぶ広いです。 本種の雌は翅が透明ですが,雄にも透明な翅を持つ型が存在します。この場合,雌雄は翅の縁紋が雄では赤,雌では白なので,ここで見分けます。 日本特産種で,茨城・東京・埼玉・群馬・新潟の各県から西の本州・四国・九州に分布し,平地の小流から山間部の源流域にいたる清流に生息します。 瀬戸町では一番組の川沿いの道でたくさん見かけました。ニホンカワトンボも似たような場所に棲むようですが,より開けた川に多いそうです。探してみたいと思います。 4月上旬〜8月上旬,5〜6月頃に多く見られます。 写真はいずれも2012/5/3一番組 |
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