トップページへ  チョウ・ガ・トンボ類へ 甲虫・バッタ類へ  ハチ・ハエ・カメムシ類へ

アオカミキリモドキ              

カミキリモドキ科
体長11〜15mm.
体は黄色〜橙黄褐色で上翅は緑色〜青藍または銅紫色。

よく似た種がいくらかいますが,「雄では生殖説の2葉片が左右から相あわさった形であること,雌では尾節先端が尖り,湾入がないことで区別できる。」ということです。大小2個体を採集しました。雌雄だと思います。どちらが雌か分かりませんが,どちらも尾節が尖っているので,アオカミキリモドキで良いのではないかと思いました。

最も普通な種で灯火によく来るということですが,今回は,小立の公園のトイレの明かりに飛んで来ているのを見つけました。

この仲間の体液にはカンタリジンという毒が含まれていて,これが皮膚につくと,水泡ができ,痛みやかゆみを伴う皮膚炎を起こすそうですから要注意です。

北海道・本州・四国・九州に分布していて,広島県でも広い範囲で記録されています。

写真は,上・中2023/06/05小立
下は採集個体を後日撮影