アオヒゲナガトビケラ
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体長6〜7mm。頭部と胸部は黒,腹部は黒褐色。複眼は赤色。前後翅とも黒色で鋼青色に光って見えます。また,触角が細長く,前翅の2倍以上あって,「アオヒゲナガ」という名前がついたものと思われます。残念ながら光の当て方が悪く,その長さも,黒白のまだらもよく見えていません。 幼虫は,平地の緩流にすみ,砂粒で円筒形の筒巣をつくり,そこに植物の細長い破片をつけます。今回は枠田池のほとりのサクラの葉にとまっているのを多数見つけました。 北海道・本州・四国に分布しており,広島県では各地で記録されています。 |