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イトトンボ科

アジアイトトンボ                


腹長20〜26mm,後翅長12〜17mm。雌雄ほぼ同じ大きさです。

これまで長い間アオモンイトトンボとしてきていましたが,改めて写真と図鑑を見比べたところ,アジアイトトンボの方が正しいと思い,訂正しました。

雄の腹部第8節の上面は黒,第9節が鮮やかな青色になっています。アオモンイトトンボは第8節が青,第9節の背面は黒でなくてはなりません。

雌はくすんだ緑色をしていますが,未成熟なものは写真中段のようにきれいなオレンジ色をしています。

全国に広く分布しています。沿岸の島や人工的な水たまりなどでも観察されています。

成虫は3月下旬〜10月下旬に出現し,5〜9月頃に多いようです。

写真はいずれも2013/06/30志田原