アブラムシの仲間
セイタカアワダチソウヒゲアガアブラムシ 春から初夏にかけてセイタカアワダチソウの茎の先端や葉の裏にびっしりついていて見ると気持ち悪くなるほどです。 体長4mmほど,体色よく目立ちますが,赤梅雨が明けるとほとんど見かけなくなります。 原産地は北アメリカだそうで,宿主となるセイタカアワダチソウを追って日本にやって来たんでしょうね。 写真はいずれも2017/4/29高浦 |
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ソラマメヒゲナガアブラムシ カラスノエンドウの茎や葉の裏に見られる緑色のアブラムシ。 早春から大発生してくれるおかげで,生後1年のイモリの幼体が食べるえさを確保できます。でも,カラスノエンドウが枯れてしまうといなくなるので,次のえさはセイタカアワダチソウヒゲナガアブラムシにシフトしていきます。 写真はいずれも2017/4/29 |
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モモコフキアブラムシ 5月〜6月はモモやウメなどに寄生し7月にはヨシに移るようです。モモに寄生している間は,背中に白い粉が付着していますが,ヨシに移ると背面の白粉がなくなり,体節の線が見えます 写真はいずれも2018/5/6 |
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イバラヒゲナガアブラムシ ノイバラの新芽に,初夏の頃多く見られます。 栽培種のバラにもつくことがあるそうです。 体は黄緑色の体で,頭部だけ赤い色がつきます。 触覚や肢,おしりから出る角状管は黒色です。 写真は2018/5/4 |
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ギシギシアブラムシ タデ科のギシギシの葉や茎につきます。 3〜6月と10月に見られるようです。 体色は黒色でお尻から突き出た角状管も黒色です。翅のない成虫の触角は白色で第3節先端から触角先端までは暗くなりますが,翅のある成虫の触角はすべて黒色です。なお,ギシギシにはマメクロアブラムシという本種とよく似た黒色のアブラムシもつきますが,マメクロアブラムシでは触角第5節中央から触角先端までが黒いということです。なかなか判別は難しそうです。 写真はいずれも2021/04/14高浦 |
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マメクロアブラムシ 他食性で,ニシキギ科のマユミ,タデ科のギシギシやホウレンソウ,マメ科のソラマメなどに寄生するそうですが,今回はカラスノエンドウについているところを見つけました。外見上はギシギシアブラムシと区別するのはとても難しいようですが,マメ科植物についていたことから,マメクロアブラムシとしました。 ギシギシアブラムシと同日に撮影しましたが,こちらの方には有翅型は観察できなかったので別種にしておいていいのではないかと思うのですが・・・・。 草原のカラスノエンドウにソラマメヒゲナガアブラムシとともにびっしりとついていました。 写真はいずれも2021/04/14高浦 |
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