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ミナミメダカ  
メダカ科
体長約3.5cm。
全国に生息するメダカが兵庫県以北の日本海側に生息するキタノメダカとそれ以外に生息するミナミメダカに分けられました。
かつては,どこにでもいる魚でしたが,今では絶滅危惧種です。瀬戸町はまだ田んぼがあり,用水路が発達しているため、そこに多くの個体を見ることができますが,田んぼが無くなったら、すぐに見えなくなるのではないかと思います。
小さな水槽で飼えるため、学校や家庭で飼育されることも多いのですが、オレンジ色をしたヒメダカは突然変異したもので、野外には生息していません。
福山市では、かつて北米原産のカダヤシがボウフラ駆除のため移入されました。現在,芦田川より東の地域ではそのカダヤシがメダカにとってかわっています。これが入ってくるとさらに,メダカの減少が進むと思います。
写真上2011/04/10志田原
下2011/06/29瀬戸川(高浦)