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ソウシチョウ      
ソウシチョウ科
全長14〜15cmでスズメと同じ程度です。背面は暗緑色。眉斑から頬は薄い黄色,喉は黄色で胸は濃いオレンジになっています。翼には黄色と赤色の斑紋があります。成鳥の嘴は赤くなります。
インド北部,中国南部,ミャンマー北部に自然分布している外来種です。日本では愛玩用に飼育されていたものが逃げ出したり,観賞用に放鳥されたりしたものが増えてきているようです。急激に増え,在来種への影響が危惧されるため,特定外来生物に指定されて,届け出を出している人以外の飼育は禁止されています。要注意です。ササ類の繁茂する標高1000m以下の常緑広葉樹林,落葉広葉樹林に生息し,営巣します。ウグイスやオオルリと営巣場所を巡って競争が起こる危険性があると指摘されています。
瀬戸町では最近増えてきたと思います。私が目にしたのは2024年が初です。もっと以前からいたかもしれませんが,認識できるほどに増えてきたということだと思います。鳴き声もきれいで特徴的です。
写真は2025/09/22彦山