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セキレイの仲間  

セキレイ科
キセキレイ

全長約20cm。スズメを細長くしたような形。
頭上、頬、背、肩羽は青灰色。眉斑は白く、翼は黒褐色で腹部は黄色。写真は冬羽なので喉が白いですが、雄の夏羽では喉は黒くなります。
セキレイの仲間らしく尾が長く、それを上下に振って歩きます。

留鳥で、主に水辺を生活の場にしています。以前は高浦のあたりでもよく見かけましたが、都市化のせいか、瀬戸川の汚れのせいか見かける機会が減っているような気がします。
主な餌は昆虫やクモのようです。

写真は上2010/12/12志田原
     下2011/02/11下郷

   
セグロセキレイ 
全長21cm。前種とほぼ同大。

頭部と胸、背中は黒色。腹部は白色。眉斑は白。

留鳥で、1年中見ることができます。町内でも繁殖をしており、初夏の頃には幼鳥に餌をやっている様子を観察することもあります。

キセキレイとは違い、川辺だけでなく、田畑や道などでもよく見かけます。

餌は全種とほぼ同じようです。

写真は上2010/12/26、下2008/12/31
     いずれも高浦 
   
ハクセキレイ 
全長約21cm。前種とほぼ同大ですが、少しふっくらした感じに見えます。
色合いもよく似ており、生息域も重なることから同種であると混同されやすですが、よく見ると、こちらは白い顔に黒の過眼線が通っています。背中は黒というより、灰色っぽいです。

冬鳥で、夏に見る機会は少ないのですが、広島県での繁殖例もあるようです。
瀬戸川や田畑でよく見かけますが、海岸まで生息します。セキレイ3種は上流から下流にかけて、キセキレイ、セグロセキレイ、ハクセキレイの順に棲み分けているようです。

写真は上2011/02/06高浦
下2010/12/31瀬戸川(元枝)