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ホオジロの仲間  

ホオジロ科
  ホオジロ 
全長16.5cm。尾羽が長い分だけスズメより大きい。
背中の色はスズメとよく似ていますが、顔の模様が明らかに違います。ホオジロの顔は白と黒のまだらになっています。また、胸は茶褐色です。下の写真では左の個体が雌で右が雄です。頬の色が違います。

留鳥で瀬戸町でも1年中見られます。主に林縁や低木林などにすんでいますが、冬には田んぼに下りてきて餌をとっている風景をしばしば目にします。
初夏の繁殖期には梢のてっぺんで「一筆啓上つかまつり候(いっぴつけいじょうつかまつりそうろう)」と聞こえるさえずりをします。


写真上2011/02/05猪之子
   下2011/01/08高浦

 
   
  カシラダカ 
全長約15cm。
ホオジロの仲間はよく似た種が多くて見分けるのが難しいです。本種は夏になると雄の頬が黒くなり、冬には特徴的だったトサカのような冠羽も夏には無くなってしまいホオジロそっくりになります。幸いなことに冬鳥で夏には見る機会はありません。ただ、春の渡りの前には気をつけないといけません。本種の胸と腹は白色です。
写真は2011/02/26瀬戸川(元枝)
   
  ミヤマホオジロ 
全長約16cm。

トサカのような冠羽とそのすぐ下の黄色い眉斑と喉、その間に挟まれた黒い頬が特徴的です。

冬鳥として西日本にやってくるそうです。

低地から山地の低木林や林縁にいて、木下の地上で餌を探します。開けたところにはあまり出てこないので見かける機会は多くありません。




写真はいずれも2010/11/27
          志田原

 
   
  アオジ 

全長16cm。全体に緑がかっています。

雄(上)では頭上と頬は緑灰色で目先からくちばしの基部は黒みが強い。雌(下)では眉斑と下面は淡黄緑色で黒い顎線と胸には縦斑があります。

冬鳥で、瀬戸川周辺でよく見かけます。市街地の公園や庭などにもやってくることがあります。





写真は上2011/02/05
     下2011/02/06 
     いずれも瀬戸川(高浦)