アトリ 
全長16cm。スズメより少し大きい。

冬鳥として渡来し、秋には群れをつくって山地の林で木の実を食べることが多いが、春には広い耕地に出現し、地上で草の実や穀類を食べるそうです。
瀬戸町では高浦の田んぼで餌をついばんでいるところを確認しました。
たくさん集まるので集まる鳥からアトリとついたと聞きます。




写真は上2011/02/13,
下2021/03/14いずれも高浦   
 
シメ
全長18cm。太った感じです。左の写真はいずれも雌ではないかと思いますが、雄なら頬の部分がもう少し赤っぽいようです。アゴの下の黒い部分は雄雌ともに目立ちます。
主に北海道の低地から山地の林で繁殖し、このあたりには秋冬に渡ってくるようです。
カエデやシデ等の種子を食べるようです。






 写真は上2011/02/11山北
     下2010/12/12枠田
 
マヒワ
全長12.5cm。カワラヒワよりずっと小さく見えます。雄(上段)は全体が緑色ぽいですが、頭頂は黒くなっています。雌は(下段の上)頭上が緑灰色、下面は黄白色で縦斑が多くなっています。
北海道の針葉樹林で繁殖するものがあるようですが、多くは冬鳥として渡来し、山地の林で群れて生活するそうです。
瀬戸町では山の中の開けた草むらでメマツヨイグサらしい植物の種子を群れでついばんでいるところを見つけました。




 
写真はいずれも2011/02/05枠田

カワラヒワ 
全長14.5cm。体はオリーブ褐色で風切り羽は黒く、基部が黄色いので飛ぶとこの黄色が目立ちます。

キリリコロロと地鳴きをし、キリリコロロチョンチョンチョンジューイとさえずります。

瀬戸町内では年中見ることができますが、冬場の田んぼで草の実などを食べているときが一番よく気づきます。夏にはヒマワリの種を食べたりするそうです。





写真は2011/02/05猪之子
 
トップページへ  鳥類一覧へ

アトリ科の仲間


ベニマシコ
 全長15cm。くちばしは短くて太い。
写真は雄ですが、くちばしの周りが赤いのが目立ちます。
北海道と青森県で繁殖しますが、秋冬には本州以南に渡り、低地から山地の低木林や川岸などのアシ原や草原で見かけます。前3種のように群れで移動ということは無いようです。
写真は2011/02/05猪之子