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ゼ ニ ゴ ケ                              

苔類  ゼニゴケ科
苔類は一般に茎葉体または葉状体で地面にべたっと生えるコケです。
ゼニゴケは教科書などで苔類の代表として扱われています。

普段はべたっとひろがった葉状体で無性的に増えていきますが,初夏と初冬に卵と精子を作り,有性生殖を行います。卵を作る部分が雌器托という部分で,立ち上がって破れ傘のようになります。精子は雄器床と呼ばれる部分でできますが,この部分は立ち上がって雄器托と呼ばれるようになります。また,無性芽器と呼ばれる部分で無性芽(むかご)を作って増えることもできます。


北海道から九州まで分布しており,人家や路地畑などに普通です。
瀬戸町でも人家近くの湿った場所に普通に見られます。

写真は2013/03/10奥江