トップページへ

コケ・地衣一覧へ 

ヤナギゴケ?                             

蘚類 ヤナギゴケ科

カマサワガケが生えていたコンクリート壁のすぐ上に生えていました。

自宅に持ち帰り実体顕微鏡で観察すると,葉先が強く鎌形に曲がっているのが確認できました。このような葉はヤナギゴケ科によく見られるようです。

その中でもヤナギゴケは「葉長1.5〜2mm,中肋は1本で葉の半ば以上,葉身細胞は線形で長さ50〜80μm,翼細胞は方形〜長方形」などという特徴が,この個体と合致します。ただ,図鑑の写真や図がどうもピタリと合わない気がして?を付けました。

ヤナギゴケであれば,「湿った地上や岩上,ときに水中に生える」とあり,今回生えていた環境とも一致します。

写真は1段目2023/12/30志田原