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ヤマトヨウジョウゴケ                             

苔類 クサリゴケ科

低地の樹幹に着生しています。よく似た種が他にも複数ありますが、それらはいずれも「湿性常緑樹林で樹幹や生葉に着生」とあるのに対して本種だけ「都市域でも見られる」とあったのでこれだろうと決めました。今回はおそらく庭木として植えられたカイヅカイブキの樹皮上に生えていました。

茎は3〜5mm。葉は背片とから片からなり、背片は長さ0.5mm、全縁で円頭。「腹片はポケット状〜舌形と変化に富み背片の1/4〜1/3長で多形だが、少なくとも一部は舌状になる」と図鑑にありますが、顕微鏡で見ても腹片がよくわかりませんでした。

本州〜沖縄に分布しています。










写真は上・中2021/11/26志田原