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ツチノウエノコゴケ                         

蘚類 センボンゴケ科

各地の地上や岩上に生える小型の蘚類です。今回は西公園からグラウンドに上がる階段の最下段で見つけました。

茎は長さ約5mmと小さく、中心から10〜15mmの胞子体が伸びていました。

写真ではまだ凾ェ未発達で細長いですが、やがて膨らんで球形〜円筒形になるはずです。

葉は披針形〜線状披針形で2〜3mmほど。先の方は内側に巻きます。中肋は葉の先まで達し、短く突出することもあるようです。

葉身細胞(4段目)は丸みのある方形で全面に乳頭があります。

葉の基部の細胞(5段目)は色素がなく、長方形です。

ほぼ日本全国に分布しているようです。

写真1段目は2022/02/21
西グラウンド