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トサカホウオウゴケ                     

蘚類  ホウオウゴケ科

グリーンラインから彦山山頂へ向かう道のわきに生えていました。

ホウオウゴケの仲間としては中型で,茎は長さ1〜3.5cm,12〜35対の葉をつけます。

葉は,長さが2.5〜4.0mmの披針形。中肋が先端まで達し,葉先は尖ります。葉の上部の縁には鶏のとさかを思わせる鋸歯があります。また,葉の縁は一層の厚壁で平滑な細胞からなり,これが3〜4列並ぶために葉身より明るい帯に見えます。

葉身細胞は円形〜丸みのある六角形で,長さ6〜10mmです。

山地の岩上や地上,樹上に群生します。

写真は
一段目2024/01/22彦山