水気の多い地面や岩の上に生えます。瀬戸町では山中の谷川の岩の上などでよく見ます。 和名は「蛇苔」で葉状体の表面の模様がヘビのうろこに似ていることからついたそうです。 葉状体は灰緑色ですが,赤色を帯びることもありあります。長さは3〜15cmとかなり大型です。 雌雄異株で,春には雌株の葉状体の先端から5cmほどの長い柄をもつ雌器托が伸びます。 北海道から沖縄までの全国に分布しており,瀬戸町では山中で普通に見ることができます。 写真はいずれも2019/03/26一番組 |
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←無性芽
ジャゴケにそっくりですが小型です。上段の写真で,左側にあるのがジャゴケ,右側にある小型で色が淡いのがヒメジャゴケです。 大きさ以外での識別点はヒメジャゴケでは葉状体の縁にたくさんの無性芽がつくところです。 日本全国に分布しており,人家のまわりなどに普通ということです。今回水田のすぐ上の民家の法面で見つけました。おそらく,これまで長い間無性芽に気づかずジャゴケと混同していたものと思われます。 写真はいずれも2024/11/10志田原 |
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ジ ャ ゴ ケ
ヒメジャゴケ