フソウツキヌキゴケ
日当たりの悪い川土手の水面近くに生えていました。 茎の先が細くなって立ち上がり,その先端に多数の無性芽をつけるのが特徴です。 葉は広舌形で長さ約1mm程度です。腹葉は中ほどまで2つに裂けます。 葉身細胞は細胞壁が薄く,トリゴンはありません。「眼点のある油体をもつ」というのですが,どれが眼点かがわかりません。曲がらないクロワッサンのような形の油体が各細胞2〜3個あるのは確認できます。 無性芽の塊をほぐして顕微鏡で見てみました。直径20μmほどの球〜楕円体が無数集まっていました。 北海道〜九州に分布しています。 写真はいずれも2023/12/30志田原 |
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