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ヒノキよりはスギの葉に似ていますが，「スギゴケ」は別にあるので使えなかったのでしょう。 長さが２〜６cmになる大形な種です。。葉の長さは３〜６mmとありますが，10mm近い葉もありました。葉の形は線状披針形〜線形で細く尖ります。中肋は葉先まで届きます。 ヒノキゴケというよく似た種があって，今回は厳密には区別できていません。ただ，ヒノキゴケの葉縁には「対になった歯が並ぶ」となっているのに対して，この個体の葉縁の歯は１つしかなく，ヒロハヒノキゴケの特徴と一致したのでヒロハヒノキゴケとしておきます。 胞子体がついていれば，ヒノキゴケでは茎の中部から出るのに対して，ヒロハヒノキゴケでは茎の基部から出るということで明らかに違うのですが，今回は確認できていません。 写真はいずれも2020/03/29彦山 |
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