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ハマキゴケ                           

蘚類 センボンゴケ科

低地〜山地帯の日当たりのよい転石・石垣・コンクリート壁上などに生育します。

1段目の写真のように、コンクリー上に茶色い絨毯が敷かれたよう広がりますが、これは乾燥した状態です。ルーペでのぞくと、2段目のように葉が内側に向かって巻き込んでいます。これが雨が降って吸水すると3段目のように葉が広がり、離れてみると緑色に見えます。


葉は広楕円形〜広舌形で鈍頭、長さ1.5〜2mm。中肋は先端まで達します(4段目)。葉身細胞は丸みのある方形をしています(5段目)。

株を水に浸すと茎頂の葉に包まれている無性芽がこぼれ落ちます(6段目)。




















写真は1〜3段目2022/01/08山北