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コケ・地衣一覧へ 

低地〜山地帯の日当たりのよい転石・石垣・コンクリート壁上などに生育します。

1段目の写真のように、コンクリー上に茶色い絨毯が敷かれたよう広がりますが、これは乾燥した状態です。ルーペでのぞくと、2段目のように葉が内側に向かって巻き込んでいます。これが雨が降って吸水すると3段目のように葉が広がり、離れてみると緑色に見えます。


葉は広楕円形〜広舌形で鈍頭、長さ1.5〜2mm。中肋は先端まで達します(4段目)。葉身細胞は丸みのある方形をしています(5段目)。

株を水に浸すと茎頂の葉に包まれている無性芽がこぼれ落ちます(6段目)。

写真は
1〜3段目2022/01/08
山北
 

上のハマキゴケにそっくりで,顕微鏡で見ないと区別は難しいです。

区別するうえで一番分かりやすいのは,本種の無性芽がいがぐり状
になっているところです。他には,本種では葉縁の上部に低いまばらな鋸歯があることも特徴とされますが,今回はよく分かりませんでした。

図鑑には書いてなかったのですが,この個体では上部の葉身細胞に1個の乳頭(パピラ)が見られましたが,下部の細胞には見られませんでした。

今回はため池のコンクリート製堤防に生えていました。ハマキゴケよりは水気の多い場所に生えるようです。


写真は
1〜2段目2026/02/05志田原


蘚類 センボンゴケ科

カタハマキゴケ                           

ハマキゴケ                           

蘚類 センボンゴケ科