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湿った地上に生えるそうですが，西グラウンド上の神社への入り口のコンクリート上で見つけました。段になっていて壁面よりは水がたまる所です。 茎は長さ約５mmしかありません。 ちょうど蒴が伸びていましたが，蒴柄の長さは約２cmほどです。蒴はこん棒状で垂れ下がり，長さ約４mm，壺と同じくらいの長い頸部があり，ヘチマのような形でした。 ２段目の写真には，無性芽と思われる小さい本体のかけらがたくさん見られましたが，これについては図鑑には何も書いてありません。 葉は卵形で，長さ1.5～1.8mmと図鑑にありましたが，今回のものはそれより少し小さいです。中肋は葉先に達し，少し突出気味です。 葉身細胞は六角形で，長さ50～65μm，葉縁の舷は１～２細胞列とのことです。 この個体は全体的に図鑑の表記よりやや小形だと思いますが，手持ちの図鑑に載っている種の中ではエゾハリガネゴケが最も近いと判断しました。 写真は１段目 2023/03/11西グラウンド 他は自宅で撮影 |
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