ツブダイダイゴケ
古いコンクリート塀や道路の縁石,スレート瓦などに見られ,町内の各所で見られます。今回は用水路状の端の縁石で見つけました。 肉眼では,名前の通り橙色のしみのように見えますが,ルーペで拡大してみると丸い子器がびっしり並んでいるのが判ります。子器の直径は0.5〜0.8mmです。 地衣体は少し色が薄く,うろこ状で基物に圧着しています。 本州〜九州に分布しています。 写真はいずれも2022/01/27高浦 |
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古くなったコンクリート上などに見られます。今回は隣家のブロック塀上に生えているのを見つけました。 肉眼では上のコウロコダイダイゴケと区別がつかず,しばしば混同されて来たということです。しかし拡大してみると,写真のように子器が濃色ではっきりとしており,別ものではないかと気づきます。子器の大きさも,こちらがやや大きく直径0.3〜1.0mmあります。 地衣体は黄色で薄く,うろこ状にはなりません。 世界中に広く分布しています。 写真はいずれも2022/01/27高浦 |
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