コチャシブゴケ ?
(シロフチイボゴケ)
樹皮上に生えます。 今回は西グラウンドのケヤキの樹皮上で見つけました。 緑藻を共生藻としており,灰白色から灰緑色でのかさぶた状に生えます。 コロニー周辺の菌糸が白い所が特徴だそうです。 子器はレカノラ型(子器盤の周りのお椀の部分にまで藻類が共生している)円形皿状で,径は1mm以下。地衣体に埋没しています。周囲に粉芽を欠き,子器盤は黄褐色です。このためか「キミチャシブゴケ」という別名もあります。 今回見つけた個体は,この盤の色が,私が持つ2つの図鑑の写真よりだいぶ濃い目なので,いささか自信が無く,名前に「?」を付けています。 本州から四国・九州・琉球列島にいたる暖温帯や亜熱帯に分布していますが,あまり多くはないようです。 写真はいずれも2023/01/08西グラウンド |
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