チドメグサ
葉を止血に用いたことから名付けられたようです。 道端や庭などに普通で,瀬戸町内でも家の庭などでよく見ます。 這うように細い茎を伸ばして、節からひげ根を出します。 表面に光沢のある葉は直径1〜1.5cmの円形で掌状に浅く裂けます。 葉腋から長さ0.5〜1.2cmの,葉より短い花柄を出し、緑色の小さな花が10数個かたまってつけます。 花期6〜10月 写真はいずれも 2010/07/25高浦 |
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ウチワゼニクサ
別名タテバチドメグサとも呼ばれる外来植物で,原産地はアメリカ合衆国南部の海岸地帯だそうです。やや湿った土地や水中に群生します。 いつから瀬戸町内に入り込んだかわかりませんが今回初めて確認しました。熱帯魚の水草として販売されているようですから,誰かが捨ててしまったんでしょうね。日本での初確認は1987年兵庫県淡路島だそうです。 在来のチドメグサ類に比べて明らかに葉が大きく,直径1〜5cmあります。葉柄の長さも長いものでは20cmに達するようです。また,葉には浅い鋸歯がありますが,在来種のように切れ込むことはありません。 葉腋から葉柄と同じかやや短い花茎を出し,上部の節に小さな緑白色の5弁花を数個ずつ固めてつけます。 花期 春〜夏 写真はいずれも2020/10/11高浦 |
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ノ チ ド メ
やや湿った野原や田のあぜ、道端などに生える多年草。 茎の上部が斜上しします。 葉は直径2〜3cmとチドメグサよりやや大きいです。 形は腎円形で、5つに深く裂けています。 葉腋から葉より短い花柄を出し、先端に緑色の小さな花が10数個かたまってつきます。 花期6〜10月 写真はいずれも2010/07/02彦山 |
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山野に普通に生える多年草。 茎の先や枝は斜上し、葉腋に葉序をつけます。 葉は直径1.5〜3cmの腎円形でノチドメとは違って切れ込みが浅くなります。また、花柄が葉よりも長く伸びることも特徴です。 花色は上下2種よりやや白っぽく、果実がやや扁平です。 花期6〜10月 写真は上2008/06/14猪子 下2010/07/18一番組 |
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