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イチヤクソウ                 

ツツジ科  イチヤクソウ属

低山の林内に生える常緑の多年草。

葉は太く長い柄をもち,数枚が根ぎわに集まってつきます。円形または広楕円形で長さ3〜6cm,幅2〜4cmほどです。

葉の間から高さ15〜20cmの花茎を伸ばし,上部に2〜10個の白花をつけます。花は下向きにつき,長いめしべが湾曲して伸びています。

地下茎を地中に伸ばして増えるようで,数株ずつまとまって生えています。

イチヤクソウとは「一薬草(一番よく効く薬草)」の意味で,全草を乾かして利尿剤や止血剤として利用されていた葉です。

北海道〜九州に分布します。瀬戸町では枠田の雑木林の中でのみ確認しています。

花期6〜7月

写真はいずれも2020/05/30枠田