これが錦草です。

あって当たり前の雑草ですが,これまで瀬戸町では見つけていませんでした。ようやく今回,家と家の間の路地のコンクリートのすき間から生えているのを見つけました。

上に書いたように,茎が赤いのが特徴です。また,コニシキソウやオオニシキソウに見られる葉の中の濃暗紫色の斑紋がありません。

見つけたのが冬で,花はありませんでしたが,小さな緑色の果実(刮ハ)はついていました。。

花期7〜10月

写真はいずれも
2023/01/03元枝

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コニシキソウ    
ニシキソウ    
トウダイグサ科   トウダイグサ属

漢字では小錦草,近縁種のニシキソウの小型ということです。「錦」は金糸や銀糸で文様を織りだした厚手の美しい織物のことです。ニシキソウの茎は赤く,緑の葉との組み合わせが錦のように美しいと感じたのでしょう。

北アメリカ原産の1年草で、各地の道端や畑に普通。
瀬戸町内でもアスファルトにへばりつくように生えていたりします。

葉の中央部に濃暗紫色の斑紋が目立ちます。また、果実に白色のねた毛が密生しています。

茎を切ると、白い乳液が出るのは、トウダイグサ属に共通の特徴です。

花期6〜9月

写真は
上,下2010/07/12一番組左下
中2008/06/22高浦
  
 
トウダイグサ科   トウダイグサ属

大錦草。
北米原産の1年草。
コニシキソウをそのまま大きく立ち上がらせた形。高さ20〜40cmになります。

瀬戸町内では空き地や川土手によく生えています。

白く見えるのは花びらではなく、腺体の付属体だそうです。

花期6〜10月

写真はいずれも2010/07/31高浦 
  
 

オオニシキソウ    

トウダイグサ科   トウダイグサ属