イヌタヌキモ
池や沼などに浮いている多年生の食虫植物。 P戸町内では何カ所かの池で確認しています。 よく似たタヌキモは広島県内では確認されていないそうです。タヌキモと本種の違いは冬に作る越冬芽と花茎の断面で、タヌキモの花茎は断面に穴が開いているのに対して、本種の花茎の断面に穴はないようです。 食虫植物というからには、虫を捕って食べているはずです。本種の葉には小さい袋があってここに入ったミジンコなどを消化して栄養を吸収するそうです。左の写真の黒い部分が捕虫網で栄養を吸い取られたミジンコなどのカスが残っているようです。 栄養分の少ないきれいな池に生えると言われます。生活排水などが入り込んで池が汚くならないようにしたいものです。 花期7〜9月 写真は2011/08/17志田原 |
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