人家の近くや草地、田の畦などに普通に生える0.3〜1mの多年草。 瀬戸町では川土手によくに見られます。 根生葉は長さ20cmほどで近縁のギシギシとよく似ていますが、本種の方が小型です。 また、葉は基部がやじり形で、茎につく葉は茎を抱くようについています。 雌雄異株で雌花は赤っぽい穂がつき(左下)、雄花は白っぽい穂(右下がつきます。 花期4〜8月 写真は上2009/04/04 下左右2009/04/19いずれも 瀬戸川土手(高浦) 中2022/05/04高浦 |
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エゾノギシギシ
ヨーロッパ原産の多年草。 道端や荒れ地に生え、0.5〜1.3mになります。 瀬戸町内ではだいたいギシギシと似たようなところに生えています。 見分け方は、本種の方が葉の幅が広い、縁は細かく波打つ、茎や葉柄、葉の中脈がしばしば赤みを帯びる、また、果実を包む内花被片が赤みを帯びるなどです。 花期6〜9月 写真は2008/06/09小立団地 |
ヨーロッパ原産の高さ1.5mに達する多年生草本で、道端や荒れ地に生えます。 瀬戸町内では、空き地に生えていました。 ギシギシによく似ていますが、果実の幅が狭いです。本種の果実の翼には鋸歯がありません。 花期 春〜夏 写真は2008/06/15 高浦 |
ス イ バ
ヨーロッパ原産の多年草。 道端や川岸,鉄道沿いなどに普通に見られます。 色合いや大きさ(高さ0.4〜1.2m)などがスイバによく似ていますが,葉を見ると違いがわかります。 スイバでは上記のように葉が矢じり型で葉の基部が茎を抱いていましたが,本種では長楕円形〜披針型で基部は円形〜浅い心形になっています。 花は間隔をあけて輪生につきます。このため,他のギシギシ属に比べて花序がまばらに見えます。 私は長い間スイバと混同していたようです。l今回,両種がたまたま隣接して生えていたので,「何か違う」と気づき,葉をよく見て別種だと認識しました。 花期5〜10月 写真はいずれも2022/05/04高浦 |
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ギ シ ギ シの仲間たち
やや湿ったところに生える高さ0.6〜1mの多年草。 瀬戸町内では川土手や畑などによく見られます。 葉は長さ10〜25cm の長楕円形で基部はやや心形または円形。縁は大きく波打っています。 茎の上部に総状花序を多数出し、淡緑色の小さな花を輪生状につけます。 花のあとの果実は野球のホームベース形になり、縁には細かい鋸歯があります(右下)。 花期4〜8月 写真上、右2008/06/09 左下2008/04/04 いずれも瀬戸川土手(元枝) |
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アレチギシギシ
ナガバギシギシ