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コ ウ ホ ネ    

スイレン科   コウホネ属
  
浅い池沼に生える多年草。
瀬戸町では、志田原の2つの溜め池にのみ生えていますが、植えられたものではないかと思われます。

葉は2型があって、水中葉は細長く膜質で、水上に出る葉は長卵形で長さ20〜30cmになります。

花は長い花柄の先に1個開き、黄色の椀状で直径4〜5cmになります。
花びらに見えるのは萼で5枚、本当の花びらは小さくへら状になっていて、外からはよくわかりません。多数の雄しべが外側に曲がり、中心には雌しべが多数集まっています。

コウホネとは「河骨」の意味で、その根が太くて白骨のように見えるところから来ているそうです。ヌートリアが食べるようで、根からほじくり返されていました。

花期 5〜9月







写真 上・中2009/05/09、
下2010/11/21いずれも志田原