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ヤマハッカ                      

シソ科   ヤマハッカ属
  山野にごく普通に見られる高さ0.4〜1mの多年草。ハッカ臭はありません。
瀬戸町では、ごく普通とはいかず、一番組や志田原など山に近い所でしか見られません。
茎は木質化した地下茎から直立し、稜には下向きの毛が生えています。
葉は対生し、長さ3〜6cm幅2〜4cmの広卵形でふちには粗い鋸歯があります。
枝先に細長い花穂を出し、青紫色の小さな唇形花をまばらにつけます。
花冠は7〜9mmで上唇は4裂して立ち上がります。上唇が4裂するのはシソ科では珍しいそうです。
花期9〜10月
写真はいずれも2010/10/17一番組
 
下唇は内側に巻いて雄しべと雌しべを包んでいます

葉の裏の脈上や葉の表面には毛があります